専門図書室からのお知らせ 令和元年度も残りわずかとなってきました。いつになく暖かい冬でしたが、梅や菜の花も咲き乱れ、春の訪れを実感させてくれます。 感染症の流行が気になりますが、手洗いをしっかり実行し、睡眠、栄養をとって体力維持に努め、免疫力が落ちないように 気をつけて毎日を過ごしたいものです。 今回のテーマは「今年度受け入れしたDVDの紹介(一部)」です。 高齢者福祉、体操、福祉の映画など、色々なジャンルのDVDを収集、貸出しており、図書室内で視聴もできます。一部を紹介いたします。 ・「長編動画 毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル」    認知症の母との日常をありのままに描いた大人気ドキュメンタリー「毎日がアルツハイマー」シリーズの最終巻。 関口祐加監督が国内外の医療、ケア施設を訪れ、緩和ケアに始まり、安楽死や自死幇助を含めた多様な死のあり方について検証する。(全3巻、1、2巻も所蔵あり)    「毎アル」友の会 72分 (2018)    ・「家族の介護が心配です〜仕事と介護を両立させる秘訣〜」 介護に直面している、もしくはこれから介護を行う可能性がある人に向けて、仕事と介護を両立させている事例を、再現映像や実例を通して紹介。 介護離職する場合の問題点を示し、離職せずに介護を行うポイントの介護への備え”介護の進め方”を説明。     映学社  23分 (2019)    ・「事例で学ぶ!高齢者を狙った詐欺・悪質商法の手口と対策」   詐欺・悪質商法から身を守るためには、普段からの心構えが大切。そのためには、事前に手口を知っておく必要がある。 特に高齢者に被害が多い詐欺や悪質商法の手口をわかりやすく紹介。 東京法規出版  24分 (2019)    ・「住み慣れた「まち」で暮らしていくために〜私たちの「まち」の支え合い〜」 誰もが住み慣れた地域で元気に生き生きと暮らしていけるよう、地域の特徴や課題に応じた、住民同士の支え合い活動が進められている。 これから、地域の支え合い活動に参加し、新たな活動を始めたい、という住民の方々向けの映像資料。 各市町村において実施する、担い手養成など各種講座や、地域の住民座談会などの導入として役立つ。   埼玉県社会福祉協議会 22分(2018) ・「思い出アルバム1」 回想法とは認知症高齢者の治療のひとつで、過去の体験、写真などを振り返り、見たり、話したりすることで脳の活性化を促すと言われている。 昭和の日本人の暮らしを記録したフィルムの断片が、懐かしい童謡唱歌と共に散りばめられている。(全2巻、2も所蔵あり)     ALPS PICTURES  32分 (2018) ・「ごぼう先生といっしょ!懐かしい音楽でらくらくイス体操」    シニアの体操のおにいさん“ごぼう先生”のオリジナル音頭や、懐かしい歌で笑顔と元気を引き出す音楽体操を紹介。 「パタカラみそしる音頭」「ああ人生に涙あり」など音楽に合わせた、口腔体操、発声体操などを収録。(ごぼう先生シリーズは他に複数所蔵あり)    必要な部分だけを利用するのも効果的。    キングレコード  58分(2018) ・「Wonderワンダー君は太陽」 初めて小学校に通い始めた少年オーガスト・プルマンの“ワンダー”な日々を描く、心温まる物語。 生まれつき顔に障がいがあるオーガストの学校生活=“素晴らしい旅”が、彼の家族、クラスメイト、さらに多くの人々の心をつないでいく。 少年オーガストの成長のみならず、周りの大人たちまでも学ばせてもらうことはたくさんある!と感じる映画。(原作図書も所蔵あり)    キノフィルムズ   113分(2018)     ・「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」  重度の筋ジストロフィーで動くのは首と手だけ。介助なしでは生きられない鹿野靖明が自ら大勢のボランティアを集め、    長年自立生活を続けた交流の日々を映画化。周りは彼のわがままに振り回されながらも彼の人間的な魅力の虜になっていく。(原作図書も所蔵あり)      松竹 120分 (2019)