ふくふくプラザ福祉図書・情報室 お役立ちBOOK No30 『認知症でも心は豊かに生きている〜認知症になった認知症専門医長谷川和夫100の言葉〜』長谷川 和夫‖著(中央法規出版 )     私たちは認知症にどう向き合えばよいのか? 介護に大切な3つのスキルとは?     誰もが生きやすい社会とは? 認知症医療の第一人者であり、当事者でもある著者が、     100の言葉で私たちの不安に応える。自分は認知症だと気軽に語れる世の中になった先にこそ、     本当に幸せな生き方が待っていると筆者は説く。(2020年発行) 『認知症のある方も食べられるようになるスプーンテクニック』佐藤 良枝‖著(日総研出版)     認知症のある人の食事介助を行う人に向けて、してはいけないスプーン操作と     望ましいスプーン操作、座席・声かけ・対応の工夫、     BPSDの改善法などを写真や事例とともに紹介。食べることの援助は、究極のコミュニケーション。     相手をよく観察することでもっと広く深く情報を得ることができる。     実際の動きが動画で見られるQRコード付き。(2020年発行) 『介護職員を利用者・家族によるハラスメントから守る本』宮下 公美子‖著 小川 恒星‖法律監修(日本法令)     介護現場等でのハラスメントから職員を守るには? 事前対策から契約書のポイント、発生後の具体的対応、     再発防止策までを徹底解説。いわゆる「ハラスメント対応マニュアル」の整備はできても、     ハラスメントへの対応に「正解」はない。ハラスメントを完全になくすことができなくても、     上手に付き合える方法を考えてほしいと説く。(2020年発行) 『マンガでわかる後悔しない! わが家での看取り〜自宅看取りの時代に備えるリアルな実例と現場の情報〜』千場 純‖監修(主婦の友社)     家族の最期、自分の最期を、納得して自宅で迎えるために。自宅で迎える人生の最期を、実例取材でマンガ化。     来る「超高齢多死社会」に備え、「わが家で最期を迎える」ための準備が必要。     自宅での看取りができる病院・スタッフの探し方、自分らしい看取りの準備、支援とお金などの情報も伝える。(2020年発行) 『老人ホームのお金と探し方〜親を大切に考える子世代のための〜』小嶋 勝利‖編著(日経BP)     老人ホームを探す子世代に向けて、老人ホームの特徴をタイプ別に解説、親に合うホームの探し方を紹介。     入居にかかる予算設定の仕方や老後資金の管理といったお金の話、ホーム生活の内幕も収録。(2019年発行) 『ひとりでやらない育児・介護のダブルケア』相馬 直子・山下 順子‖著(ポプラ社)     親の介護と子どもの育児、ひとりでできる? 気づかないうちに始まり、仕事、家庭に大きな影響を及ぼすダブルケア。     今まで光を当てられてこなかった「ケア労働」の実態を明らかにし、対応策を考える。     ダブルケアの実態や支援のあり方について理解できるよう事例とともに紹介した入門書。(2020年発行) 『コータリン&サイバラの介護の絵本』神足 裕司‖著 西原 理恵子‖絵(文藝春秋)     2011年にくも膜下出血で倒れたコラムニストの神足裕司。     家族に支えられたリハビリの日々を、マンガ家、西原理恵子の絵とともに紹介。     「いつも誰かの助けを請わなければ生きていけない。けれど、生きていかなくてはならない。     ならば少しでもおもしろいことをしたいじゃないか」との思いから、明るく日常を綴った読み物。(2020年発行)