ふくふくプラザ福祉図書・情報室 お役立ちBOOK  No31 『親の介護と自分の老後ガイドブック  〜イザ!というとき困らないための〜』岡本 典子‖著(東京ビジネス教育出版社 )     介護保険を使って受けられる介護サービス、高齢者施設の種類・特徴・費用、     高齢期に知っておきたい様々な制度など、親の介護をする人や、予備知識を得て、     自分らしいシニアライフを検討したい人に役立つ情報をわかりやすくまとめる。(2020年発行) 『おひとり様の相続[4つの対策]』松田 真紀子‖著(ぱる出版)       身寄りがなく相続人が全くいない「おひとり様」の「死後」に生じる「死亡直後の処理」と     「遺産」という2つの大きな問題を取り上げ、「遺産」を「国のもの」にしないための4つの対策、     遺贈、養子縁組、生前贈与、売却換金等を紹介。(2020年発行) 『認知症の人がその人らしく生きる介護術   認知症介護ラプソディ 2』速水 ユウ‖著 (メディカルパブリッシャー)            認知症の人がいきいきと暮らすための35の介護術を、楽しいストーリーとともに紹介。     介護施設を選ぶ際のポイントと注意点や、自然体の介護を続ける秘訣も伝える。     その人の気持ちに寄り添い、その人らしさを重視したケアで後方から支援することが、     認知症の人の人権を守るうえで重要、と説く。(2020年発行) 『認知症かもしれない家族のためにできること』千葉 京子‖編 鷹野 朋実‖編(弘文堂)     認知症がうたがわれる人と暮らす家族の困りごとや相談ごとを、医師、看護師、研究者、介護経験者が、     Q&A形式でやさしく解説。認知症の初期症状とよく似た症状が表れる高齢者の精神疾患も取り上げる。     初期の認知症チェックリスト付き。 (2020年発行) 『在宅介護で親を看取る  48歳、独身・医師』佐野 徹明‖著(幻冬舎メディアコンサルティング)   開業医である父が突然倒れた。父の診療所を継ぎ、町の在宅医として、そして家では介護者として、終末期の両親と向き合い…。     一人で両親を介護し看取った医師の7年間の記録。介護する側とされる側がお互いにどうしたいのかを十分に話し合い、     それぞれの家族に見合った介護の形を見つけ、「できるだけのことをした」と思えることが大切、と著者は述べる。(2020年発行) 『「相手の気持ちが読み取れる」認知症ケアが実践できる人材の育て方  最新版』田中 元‖著(ぱる出版) 新しい時代に求められる認知症ケアとは? 認知症ケアの質を高める4つの視点とは? 必要な「3つの能力」を高めるヒントとは?     認知症ケアができる人材育成のポイントを図表を交えて解説。     これからますます社会の隅々で認知症の人をサポートするしくみが必要となる。     介護、医療現場の他、企業、学校教育現場でも指針となる一冊。(2021年発行) 『はみだしルンルン』鹿子 裕文‖著   モンドくん‖絵(東京新聞) 介護施設で暮らす老人たちのドタバタを描く「人生へろへろ」から、猫たちの生き方にヒントをもらう「どうにもニャン太郎」まで、     『東京新聞』連載の人気脱力エッセイ3部作を単行本化。この本はとても「ゆるい読み物」であり、いい加減な本に思われるかもしれないが、     「いい湯加減の本」と思ってお風呂のような本の世界に肩まで浸かっていただきたい、と著者は勧める。(2021年発行)