ふくふくプラザ福祉図書・情報室 専門図書室からのお知らせ 令和4年11月作成 [テキスト訳凡例] タイトルの前には■、著者等には●、内容には□、出版者には◎、発行年には◆を付けています。 福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)2階の 福祉図書・情報室 です。 12月10日は世界人権の日です。 1948年12月10日の第3回国際連合総会で「世界人権宣言」が採択されました。 日本でも毎年12月4日から12月10日は人権週間と定められ、様々な取組みが行われます。 今回は、人権についての資料を紹介いたします。 ■権利としての介護保障をめざして 介護保険20年の問題点とこれから □介護保険が福祉現場や利用者・家族にどのような影響を与えたのか。 高齢者のおかれている現状やさまざまな声から、あるべき介護保障の姿を描く。 人権としての介護保障を実現するための改善方法とその実現にむけての課題を考察。 ●黒岡有子 著 ◎学習の友社 ◆2022年発行 ■子どもの「じんけん」まるわかり □人権の基本や子どもの権利の基礎知識をイラストを交えてわかりやすく解説する。 日常生活や遊びの場面での具体的な事例を通して、子どもの権利を守る声かけ等を紹介。 汐見稔幸・新保庄三・野澤祥子 著 ◎ぎょうせい ◆2021年発行 ■子どもの人権をどうまもるのか 福祉施策と実践を学ぶ □子どもの人権をまもるための社会的方策と具体的な実践について解説。 貧困と子どもの人権、社会的養護の実際と子どもの人権、障がいのある子どもの人権など、 多角的に子どもの問題を取り上げ課題と解決策を考察。 ●山縣文治 著 ◎放送大学教育振興会 ◆2021年発行 ■社会福祉学における人権論 □社会福祉学の学問の特徴に着目し、人権を議論の対象とする意義や人権論の系譜を解説する。 福祉の理念としての人権、福祉文化と人権文化、人権文化の条件なども収録。 ●篠原拓也 著 ◎大学教育出版 ◆2020年発行 ■身の回りから人権を考える80のヒント □「夜回り」「こども食堂」「職業」など日常にある身近な出来事から、差別や人権に関するテーマを解説。 滋賀県内のJAグループ機関紙『みのり』掲載を書籍化。 ●武部康広 著 ◎解放出版社 ◆2020年発行 ■精神障害と人権 社会のレジリエンスが試される □精神障がい者が関わる問題を法律、とりわけ人権の観点から精査・検討し、 重大な社会問題への法的対応の意義と限界を明確にする。 強制医療システムや精神障がいと犯罪などについて収録。 ●横藤田誠 著 ◎法律文化社 ◆2020年発行 ■多文化福祉コミュニティ 外国人の人権をめぐる新たな地域福祉の課題 □外国人定住者の生活支援について紹介。 地域住民として受け容れるための課題や諸移民問題と多文化福祉コミュニティ、 結婚移住女性の主体的な選択、子ども人権などを収録。 朝倉美江・門美由紀・三本松政之 ほか 著 ◎誠信書房 ◆2020年発行 ■Q&A障害のある人に役立つ法律知識 よくある相談例と判例から考える □障がいのある人のための法律相談入門から障がい者の権利・人権問題に関する法制度を紹介。 障害者差別解消法のための基本的枠組みや障がい者差別を認定した判例、障がい者虐待についてQ&A形式で解説する。 ●藤岡毅 著 ◎日本法令 ◆2021年発行