ふくふくプラザ福祉図書・情報室 専門図書室からのお知らせ 令和7年7月作成 [テキスト訳凡例] タイトルの前には■、内容には□、著者等には●、出版者には◎、発行年には◆を付けています。 福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)2階の 福祉図書・情報室 です。 福祉図書・情報室では、子どもを支援するために役立つ資料も数多く所蔵しています。 今回は、発達が気になる子どもへの声のかけ方や接し方などに役立つ「子どもの発達障がい」に関連した資料を紹介いたします。 ■発達が気になる子のソーシャルスキル遊び □ソーシャルスキルの基礎知識や発達が気になる子どもに、なぜソーシャルスキルが大切なのかを解説。 ソーシャルスキルを「コミュニケーションスキル」「対人関係スキル」「セルフレギュレーション」「集団行動スキル」の4つの領域に分け、 保育や療育、学校などですぐに実践できる“発達が気になる子の課題を解決する「あそび」”を紹介する。 ●藤原 里美 著 ◎日本文芸社 ◆2025年発行 ■マンガでわかる!発達障害の子どもとの接し方 □「言葉の理解や会話が苦手」「音やにおい、味などに敏感」など発達障がいの特性を12に分けて克服するためのヒントを掲載。 また、発達障がいの特性を理解し、接し方や向き合い方など具体的な対応策をマンガを交えて紹介する。 ●岡田 尊司 著 ◎リベラル社 ◆2024年発行 ■よくわかる自閉スペクトラムの子どものペアレンティング こだわりの強い子を自信をもって育てるために □人との関係を築きにくい発達の特性がある「自閉スペクトラム(AS)」のための、 乳幼児期からできるその子に適した子育て(ペアレンティング)を収録。 食事、着替え、遊びなどの生活場面や、かんしゃくなどの難しい場面で、それぞれ最も適したかかわり方を解説する。 ●神尾 陽子 著 ◎ナツメ社 ◆2024年発行 ■場面別 気になる子の保育サポートアイデアBOOK □トイレに行きたがらない、給食を食べない、イベントを嫌がる…。 保育の現場でよくある「気になる子」が苦手な場面について、その理由を探り、 感覚面などの偏りや発達の特性を解説すると共に支援や対応のヒントを提案する。 ●佐々木 康栄 著 ◎中央法規出版 ◆2024年発行 ■1000人の保護者・保育関係者に聞いた困ってること 発達障害・グレーゾーンの子「こんなときどうする?」100の具体策 □全国に100店舗以上ある体操教室を運営している著者が、教室に通う子どもの保護者や保育関係者にアンケートを実施。 発達障がいのある子の特性を知り、サポートしていくための方法を漫画を交えて解説。 運動療育に基づいた「「できた!」が増える体操」も収録する。 ●南 友介 著 ◎KADOKAWA ◆2024年発行 ■発達障害・愛着障害・小児期逆境体験(ACE)のある親子支援ガイド □親子の発達障がい・愛着障がい・小児期逆境体験に着目し、支援者としての対応方法を具体的な事例と共に解説。 子どもの観察の仕方やかかわり方、保護者支援のヒントを分かりやすく紹介する。 ●高山 恵子 著 ◎合同出版 ◆2024年発行 ■1万人の脳画像を見てきた脳内科医が教える 発達凸凹子どもの見ている世界 □発達障がいの新常識や、困りごとを解消するのに欠かせない家族のサポートの方法などを紹介。 また、発達凸凹の子どもが持つ「脳個性」を41種類に分け、 子どもの能力を伸ばし「脳個性」の強みの活かし方と、弱みの対策方法も解説する。 ●加藤 俊徳 著 ◎Gakken ◆2023年発行